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2008.06.06

液体燃料のすすめ

フィールドで使う火気類、やはりお勧めしたいのは液体燃料。
ガス缶のカートリッジ式は確かに簡単・便利。ハードな使用状況を強いられる際には避けられないと思うが、頭をよぎるのがこのガス缶の処理。安全上から再使用(リデュース)はされず、かろうじて一度ゴミにしてからのリサイクルというのが現状。それとは別に、一度使用したガスの残量が判り難い=中途半端な残量のガス缶が部屋に散乱ということも好みではありません。


一応残量が判るモノは幾つか売られている。なので、これに関しては良いとしても、やはりゴミ(廃棄物)がなぁ~・・・。

ということで辿り着いた「屁理屈」が・・・
カチッ!ボッ!というガス缶を使用しての火は家のガス台と同じ!
だから、せっかく野外に居るのだから焚き火とまではなかなかいかないまでも、火を点火する行為(儀式)も大切だろう、とまあ、そういうことでMSRのガソリンストーブやアルコールのトランギアが素敵だと強引に結論。ガソリン=地下埋蔵資源なので昨今の温暖化といわれる環境を考えると無条件に◎とは思いません。アルコール(エタノール)もしかり。従来からある燃料用アルコールとは若干意味合いが異なりながらも、この「エタノール」という響き、皆さんご存知のようにいろいろ世間を騒がせているので、これまた全てOK!◎とはイキマセン。とはいえ一応「モノ売り」を生業にしている身、そうこうしていると袋小路に入ってしまい、結論付けるのがなかなか正直難しいところ。今ある妥協点を少しずつズラしながら「ラインを上げて行く」というのが現実。

なんとなく「のんびりした時間」を感じますね。


最小セットでコレ。気軽な遊びにはもってこい。

都会時間と山時間、その差を楽しまない手はありません。
ボタン一つでオンオフが出来、スイッチ一つで物事が稼動し、人を感知すれば動き出すエスカレーターやら食べ物が温まる都会。アフリカの大地溝帯で生まれ、半身水に浸かりながら暮らしをスタートさせた人類(だから体毛が無いらしい)、いいかげん残っている本能の「ひと欠けら」でも使っても良いんじゃないのかと思えてならない。かと言って原理主義とも違うのよ。「簡素さの中に佇む美しさ」に引かれる歳に私もなりました、と要はこういうことなんでしょう。

出来るところから、地道に暮らし(遊び)の質を変えていこうと小さくも企んでいる最中。

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素敵な日記です。

楽しむということ、、
簡単にできて、でも意外に難しくて・奥深くて、やっぱりカンタンで。(笑)

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