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2009.03.13

「国立公園」への入り口…

バックカントリー滑走を楽しんでいると、自ずと国立公園についての理解も改めて必要になってくるのでしょう。
現在発売中の『山と渓谷 3月号』に加藤則芳氏(作家・バックパッカー)と堂本暁子(千葉県知事)の興味深い対談がある(P200~204)。
その中に「“アメリカ最高の発明品”とまでいわれているのが国立公園」というのがあって楽しい。ぜひ読んでみてくださいな。他の記事も参考になります。雪も少ないことだしね。


さて・・・
「国立公園」という何気ない“ コトバ ”

……

「そういえば…」

と思い出したのが表題に書いた「国立公園への入り口」という表現。

これは新谷暁生『アリュート・ヘブン』(2004年 須田製版 )の前書きにある一文「ゲートはコース外滑走のための出口ではなく、国定公園の自然を安全に楽しんでもらうための入り口である」という現場だからこそ考えられた素敵な表現があつて、この「国定」を「国立」に置き換えてみたもの。ご存知のように新谷暁生氏は「ニセコ雪崩調査所」の代表であり、氏の地道な活動の中でニセコのゲートについて“発明”されたのがこの名文なのです。

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