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2011.09.25

TELEMARK SKIのストリームライン

水泳の基本中の基本、それがストリームライン。これを無視したのでは効率的に前に進まずただただ疲労するばかり。ストリームライン=流線型。なんの事はない、スノーボードやスキー等をする際にも、なかでも特にテレマークスキーでこそ意識したい大切なポイント。


連続する動的な動きの中、もし不連続な動き(=瞬間的な変化点)が見えるようなら、それはすなわち先のストリームラインを無視した動きだと認識。DVD等で観かける映像でも、確かに一見ダイナミックでアグレッシブに写るそれも、視点を変えればどうなのか。クラプトンのギターで言えばスローハンド、すなわち巧い奴ほど「ゆっくりに見える」。bottomline流のテレマークで追いかけたいのはそれ。まさにGUITARでいうと、やっていることは早いパッセージかもしれないのに、ゆっくりと流れるような・・・

流線型=ストリームライン

今一度というか、ぜひともイメージしてみたい。
最適な写真が無かったので、それ用のものではなく、とりあえず使ったものなので許して欲しい。
写真のとき、左右の脚への加重は半々に近く、あえて言えばイメージは内足(55%)と外足(45%)かな?でもこの比率も常に随時変化しているので、あくまでも単なる参考。
身体は振り子運動を意識し心地よい横方向のGを感じながら、何処か一点なりに加重ないしはアクションを掛けていない自然なポジション。後ろ足の踵も踏みつけるような感じ、ぐぅ~~と円運動を楽しみながら、最終的に身体が次の円運動を自動的に開始する振り子の位置にまで移動。ついでにストックも一緒に円運動。
例えば「カックン」とターンの度に膝を落とすようだと、それはつまりは変化点であって、これが流れを大きく阻害してしまう。

写真はBROKEN RIVER(NZ)というクラブフィールドに滑りに行った際のもの。リフトはなく滑車で回っているワイヤーにナッツクラッカー(だったっけ?)をひょいと引っ掛けて、腰のハーネスごと引っ張り上げられていくのです。ワイヤーを掴むので手にはグローブの上に丈夫な皮手です。
最小限の登行器具が設置されているだけの、楽しい素敵なスノーエリアです。

使用スキーはCYCHO SWEET 180。それにG3載せてGARMONT エナジーにて足元完成。SWEETのルースターで頭を岩等から守って、ゴーグルはターボFANを移植したSMITH トライアドで曇り知らず。パックはdeuterのRAZOR(初期型)。

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<追記>
・過度な外向形は取らない
・身体を「くの字」に折らない=くねくねしない
・両腕を安定させる
・落下(スピード)を利用する

以上、書いた後、思いついたので追記しちゃいました。

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