« | »

2012.05.08

5/12(土):今冬最後のテレマーク講習@かぐら


「オルタナティブ・テレマーク」と勝手に命名したすべり方。この講習会(内容はユルいけどね)を行うことにした。

いまだ誤解の多いこのテレマークについては以前にもチラッとお話した。難しいはずのないのがテレマークというもの、なのに・・・

・疲れる ←太もも、ヒザ、腰、など
・不安定 ←前ゴケ、前足と後ろ足、前後差、カカトが非固定だから、など
・難しい ←先の二点らを総合してなんとなく?
・etc

でもって、挙句「・・・だからこそ楽しい」などという台詞すら聞こえてきたりもするのがテレマーク。
疲れる?そりゃ疲れる滑り方をしてりゃ疲れます。不安定?コイツは考え方次第ですがそんなことはありません。少なくとも人生よりは安定しています(余談)。難しい?そりゃもうボードやスキーと同じようなものです、ハイ。
別に煙に巻くつもりで書いちゃいません。ポイントはいつも使う台詞ですが2輪車と4輪車、この違いを理解し上手く当てはめるということだけ。むろん、2輪と4輪のどちらが偉いだの上だのという話ではないぞ。違いは違い、そこが大切。

で、この2輪車的な乗り方を「オルタナティブ・テレマーク」と称してみたのでした。裏を返せば4輪車的に乗るのもありなんで、それを便宜上これまでの、いわゆる「テレマーク」としてみた。だからどちらが上でも下でもないのです。

では何が大きく違うのか?
ただ姿勢が高いだけでもないし、身体を内傾させるだけでもない・・・それを雪上で伝えてみようというのが今回の企画。ま、ボトムラインでやる場合はいつも今までもこうだったんだけどね。

 

<おまけ>
かつて「フリーヒール・スキー」という呼び方が生み出された時があった。ちょうどK2がイケてるテレマークスキーを、そしてDVD(当時はVHS):UNPARALLELEDが発売された時。さらには後の作品の出演ライダーの着ているTシャツには公然と“TELEMARK SUCKS”とまであったもんだ。まさに革命前夜。
でも次第次第に、このFREEHEEL SKIなる言葉にも手垢が付いて付いて「つきまくり」、今じゃあたり前にTELEMARK=FREEHEELという感じ。別に呼び方が大事なんじゃないけど(んな事ぁ当たり前だ)、もう少しでブレイクスルーしそうな所まで来てたのに・・・惜しい残念。そうしたこともあって、結局海外でもTeck Binding(今では総称して)にTELEMARK は押されて勢力減衰、滑り手も徐々に減るという状況。海の向こうでも、だ。

フローデがヘンリックが、そしてサンダース(とその一派)が・・・上記作品群にて見せてくれたあの素晴らしくも美しい魅力的な滑り方。そこに店主の場合にはSARCの久我氏との10年にわたるセッション(交流)で辿り着いたのがこの、あえて「オルタナティブ」という言い方をするテレマークな訳よ。

興味ありましたら、ぜひどうぞ。お店までメールくださいな。

★参加費:¥4000(リフト券込み)、¥2000(リフト券不用の場合)
★8:15現地集合(みつまた駐車場ロープウェイ乗り場前)~15:00 ゲレンデにて解散(予定)

トラックバック URL

コメント & トラックバック

No comments.

コメントを投稿する





Facebook コメント