« | »

2019.03.07

春時期の滑走

もはや季節は春。雪面に不純物も増えてくる頃。となれば春向けのWAXが尊ばれるわけです。

基本はシーズン中と変わらずBASE WAXを土台にする。そこに適時”上塗り”をして「滑走性を維持」。「上塗り用」としては、いわゆる”生ぬりタイプ”が便利。これを携行し現場で塗布することで、時に”最善は望めないから、とりあえず次善”という具合に対応です。

このとき、状況によりスクレイパーで滑走面に付着した汚れを除去する場合もあり。汚れの主には花粉も居ます。付着力抜群の花粉君、こいつは侮れません。正直、花粉君は最強の部類のひとつ。へたすりゃ黄砂などよりも強敵で難敵。
もう一つが「板掴み(=妖怪とも称される奴です)」で、これは気温変化の大きい春先に薄い新雪が乗ったりした際に突如登場することあり。これまたやっかいな存在。

とはいえ、フッ素の使用については様々な観点から控えるようにしています。そうした中で「どこまで滑走を楽しめるか?」
自然相手の遊びゆえ、そのあたりも”あまり目くじら立てず”に楽しみたいところ。滑走性ももちろん大切ですが、楽しみたいのは春ならではの環境。つまり「日の長さ」や「コーンスノー」さらには「フィルム・クラスト」などですね。
「気持ちの余裕」これを大切にしたものです。

※ストラクチャーについては、様々な観点からここでは触れません。

トラックバック URL

コメント & トラックバック

No comments.

コメントを投稿する





Facebook コメント