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2017.06.25

いろいろな話を聞けるのが今時期


自分が経験出来ることなんてちょこっとだけだ。

平日は比較的のんびりと、お陰さまで週末ともなると来店者も絶えることなくTUNE-UPの持込がある。毎度のごとくSB&SPLIT、SKI、TELEMARK&STEPSOLE等当店の場合はさまざまであって、その都度まあ色々な話になるのですが、そこがまさに実店舗ならではのライヴ感・グルーヴ感を味わえる瞬間。同じような話になりながらも毎回同じにはならない辺り、「演者と観客(かのような)の関係性」は(時にその関係性が逆転しながら)そのままライヴとなる。すると小さな店舗ゆえ自ずとそれはライヴハウスでの距離感となる。

持ち込まれた板の状態を見ながら(さすったり撫でたりしながら)滑走日数や場所、乗って使っての思ったことや感じたことだったり、様々な個人の実体験をこちらは教えてもらい、逆にその板を見ながらこちらからも球を投げ返す。TUNE-UPというのはある意味キャッチボールであり、時としてセッションであり、ひとつとして同じ作業(流れ作業)にはならない。仕上げる板の1台1台が乗り手も絡んでの文字通り「オンリーワンな1台」だ。

こうして「雪上滑走」の話題を柱にしながらも、自分では経験(体験)できない色々な話を聞くことが出来る。それは何も”特別な何処か”でもなければ”辺境や未開の話”なんかでもない。極々身近な体験でありながら紛れもなく新鮮な発見がいつもそこにはある。

もちろん、TUNE-UPだけではなく商品の販売においても同じ。それだから楽しくてたまらない。こういう話をするたびに、ライヴハウスだけでなく「昔行ってたレコード屋」や「バイク屋」それに「古本屋」なんかをいつも思い出す。

2017.06.06

Waxless Ski Waxing

わたくし動物園が苦手。理由は動物たちの、奴等の目を見れないからです。「ハシビロコウ」は観たい。でも、そこまで多分たどり着けない気もする。ところで、同じ鳥の仲間にペンギンやらダチョウ等がいる。こいつらは空を飛ぶことが出来ない。自らその行為をやめたようだ。なんの話かというと・・・

Waxless  Ski(=ステップソール・スキー)です。
こいつは、テレマークスキーで主に観察されるとても”原始的な種族”で「歩き」「登り」そして「滑走」を自在に操ることが出来る。つまり「歩き」や「登り」という行為を捨て、ある部分に特化した(ペンギンやダチョウ達のような)”アルペンスキー”とは異なる種族というわけ。でも、鳥の場合は”飛べる鳥”がメジャーで”飛べない鳥”がマイナーなのに対し、この自由に動ける板が「マイナーな存在」というのが現実。それが今も細々と絶滅せずに生き延びている。なんとも不思議な話。

で、そんなWaxless SkiのWaxingの話。
ホットワクシングを行う際に凸凹の凹を埋めてしまったら、凹の部分のワックスを掘り出さないと登りに使えなくなってしまう。ではどうするか。左写真のように凸の部分だけにワックスを掛ければOK。その為に「ワクシングシートをうまく使えば良いですよ」というのが今回のお話。今週末はワクシングを終えたこの板を使って「滑り納め」です。

※ちなみにハシビロコウは普通に飛べるそうですね。

2017.05.30

TUNE-UP&メンテナンス

お持込頂いた際にはとにかく色々な話、まあとにかく様々な話をする訳だ。

基本的過ぎるようだけど「錆って取れますか?」なんてのもあったりする。こちらにとっては当たり前のことも、当然ながらお客さんの側では当たり前ではない場合も多い。

そのギャップを埋めるようにあるのがこの「雑談」。メンテナンスとTUNE-UP、乗り心地の希望、エッジ角、ビべリング、リペア、滑走面、更には板の構造やエッジの構造…全て専門用語を紐解いての説明…はたまたワクシング、そして雪質、etc。
例えばエッジ角の話なんか(になった場合ね、あくまでも)ではサイドエッジでは89°とか表現し、ベースだと1°と表現するのはなぜか?などなど。なぜに先端部(ノーズ側、接雪点より前)を丸めると良いかなど。これなんかも「危ないから」「不要だから」ということもあるけど、”クラストした雪での操作性の良さ”にもつながるから、等々。

いずれにしても「当たり前のこと」として対応することはまずない。なぜなら、そんな雑談から「逆にこちらが教えてもらう」ことも多いしね。”他人のモノサシ”から繰り出されること、いつも刺激になります。

「あ、そうなんだ…」

この仕事もつくづく奥が深いものだと思う。

追記)
シール(クライミングスキン)の夏場の管理も怠らないように。でないと冬になって慌てます。

2017.05.21

あわせてウエアのリフレッシュも◎

シーズン中”思う存分使用”した板のTUNE-UPの持ち込みが増える時期。
そして、滑りを楽しんだ板がダメージを受けるのと同じように「シーズンを一緒に過ごしたウエア」も当然汚れています。

淡い色ならなおのこと、例え黒でも見え難いだけ。気を抜くと翌年(以降)に響きます。
ということで、毎年好評なのがGORE-TEX等のウエアを専門にクリーニングする業者が入念に仕上げてくれる「ウエア・リフレッシュ」、受付中です。これで17-18シーズンも気持ちよ~く滑りを楽しめますね。

……と、久々に煽ってみました次第。

2017.04.10

TUNE-UPマシンの調整時期

TUNE-UPは今が比較的おとなしい時期。
夏前が第一のピーク、そして秋~冬が最盛期で一番忙しい時期。

現在お預かりしている板(及びご購入分のプレチューン)を仕上げたら、そろそろ一度「サンディングマシン」もメンテナンスに入る予定。
だいぶ年季の入った「マシン」。でもまだまだ頑張ってくれています。こういう時期を狙ってVベルト部分や各可動部分などを中心に面倒をみてあげる。するとまた応えてくれる。

とかくイベントやら何やらが多かったり商品紹介ばかりという当店のBLOG。
でもTUNE-UPは本業。
ソールのリペアは”ウエルダー”を用いるし、滑走面は先の”サンディングマシン”で面を整え、エッジは”手仕上げ”にて調整。つまりほとんどの作業がアナログだ。
塩ビのレコード盤の「音」、はたまたカセットテープの稼働「音」、キャブレター仕様のエンジン「音」、ローテクなエフェクターやアンプから繰り出されるギター「サウンド」、etc。ハイテクを否定しませんが、自分が育った時代がこうした音や質感を通しての環境だったゆえ、ハイテクはどちらか言うと苦手(苦笑)。

人付き合い、こちらも相も変わらずアナログ。
個人のFacebookも持っていないくらいだしね。
TUNE-UPもそんなノリです。
ご興味あれば、ぜひよろしくどうぞ。

2016.12.15

TUNE-UP:年内受付終了しました

2011-06-03-18.13.11[1]

本日「あと2~3台可」と記載した途端にお持込があり、年内の作業枠が無くなり、年内仕上がりの受付を終了いたしました。
今年もたいへん多くのご利用誠にありがとうございました。

★年始の受付開始は1/6(金)から(仕上がりは1週間後)を予定。

 

2016.12.11

年内仕上げのTUNE-UPも受付終了かな?

年内営業もいよいよ残り2週間ちょい。あいかわらずシビれる毎日が続きます。
立山でズタボロになってしまった板のリペアに通常持込みのTUNE-UP、ビンディング取付、それに写真のような新板のPRE TUNEも多く、作業枠に余裕がなくご不便をお掛けしています。(手を抜かず)どうにか熟しているのですが、やっぱり時間が足りない。

ということで、年内仕上がりのTUNE-UPの受付は事実上本日までで受付終了。とりあえず年末年始をお使い頂いて年明け、少し作業が落ち着いてきましたら、その際にお持込頂ければ幸いです。

※「どうしても年内に…」の”常連さん”は一応声をお掛けください。状況次第でご対応可能かもしれません。

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他と平行して作業を進めているPQ60 LTDのPRE TUNEも3/4ほどが終了。もう少しだ。

2016.12.01

TUNE-UP「年末進行」につき、その2

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いよいよ12月に突入。
とても納期について「安請け合い」などできる時期ではありません。ぎちぎち、ギリギリの毎日。ご容赦ください。マシンを動かしている時には、電話にも出られません。悪しからず。

写真はサンディング・ベルト。
この時期は、とにかく仕上げる板がとても多くなり、当然サンディング・ベルトの摩耗も激しい。で、状況を見ながら都度手配するという訳。これの番手を替えながら板を磨いていく訳なのです。仕上げ用のベルトを通したあとの滑走面、それはそれは”黒光り(もちろんブラックソールの場合)”してとても綺麗です。もちろん”コツ”というものがあるのは何にでも言える事、トルクフルな動力(200V)のサンディングマシンも使いこなせなきゃ、ただの箱。各お店さん毎にそれぞれ「考え方」や「やり方」があって、それがお店の「個性」を生みます。

同じくヤスリ(ファイル)も消耗が激しい時期。
こちらも色々ありますね。番手以外にもメーカーや生産国でも差が大きいのがこのファイルというやつ。これまた使いこなすのに慣れ、というか「こなした台数」がものをいう。

そしてリペア材も大切。
うちではウエルダーという機器を使用して滑走面のキズを補修。これだとホットワクシング時に補修した箇所にもワックスが染み込みます。リペア材によってはワックスが染み込まないタイプもあります。主に海外のレンタル用などで多く使われるタイプ。日本でもそこそこ使われているようです。そうそう、キズがひどい場合には部分的なソールの「切り貼り」なんてこともします。

今時期はそんなこんなの日々がひたすら続きます。

2016.11.29

TUNE-UP「年末進行」につき

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現在非常にお持込も多く、また11月恒例の「TTYM滑走」を終えてハードなダメージを受けた板のお持込も増えました。かなりタイトかつタフな状況です。そのためちょっと作業進行の先行きが読めなくなっています。お買い上げの板のプレチューンもあり、今お持込頂きました場合「12/26(月)~28(水)=年内最終営業日(予定)頃」という仕上り状況。ということは「年末ぎりぎり」ですね……でも何卒ご了承くださいな。

※今後の作業の進行次第ですが、もしかしたら仕上り日程に「もう少し余裕が出る」かもしれませんし、出ないかもしれません。ごめんなさい。

2016.11.28

シーズンを前に滑走道具の確認を

bis

TUNE-UP作業をしていて見受けられることが多いのが、ビスの緩みやケーブルの破断状況等々です。
写真はテレマーク(G3タルガ)のビンディング。下の写真では金属プレートが少し浮いているのが判かります。こうしたビスの緩みを放置しておくと事故・怪我の元。ぜひシーズン前にくまなく確認をしましょう。

もちろん、テレマークのみならず他の滑走用具でも同じ。
緩みやすいビスや可動部分、プラスチック部分の割れ、等々いろいろ実際に動かし、目視して動作状況の確認をお勧めします。クライミング・スキンの粘着面の確認も大切。

結局怠った点はすべて自分に返ってきます。

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