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2017.10.02

日々是

9月も半ばから再びTUNE-UPのお持込が増えてきた。
今年は秋も早く既に外気温も低い。身体は正直なもの、そこここで「滑りのスイッチ」が入り始めています。この土日も販売に板のお持ち込み、そして仕上がった板のお引き取りにと大忙しの2日間。そうした合間に話をしているのも誠に楽しいもの。

もちろんお店も「事業」である以上、楽しい話も売り上げに繋がらなければNG。でも、さすがに当店を訪れる方々ゆえ、そうした楽しい話(雑談=トークライブ)が無駄になることもなく、お陰さまで成り立っている。

写真。たまたま同じブランドのTUNE-UPが重なった際の一枚。スキーだと例えばこのV、ボードであればGのイニシャルのご用命も相変わらず多い。こうして多義にわたるな銘柄板のメンテナンスをしていると、色々な事が分かってとても楽しい。

2017.09.21

TUNE-UP:出入りの激しい時期に

「今月末仕上りの板」の作業に勤しむ毎日です。
既に「お引き取り日(伝票右上)」を過ぎている方、そろそろ(毎年この時期の台詞ですが)お早目にお引き取り願います。

そして毎年、そんな今時期はいつにも増してスペシャルなコーヒーを用意している。久しぶりに「パナマ・ドンパチ・ゲイシャ」の登場です。中煎りで柑橘系の香りが素晴らしい、まさに昨今の「スペシャリティーコーヒー」の王様。

先日、久しぶりにレース(W-CUP)のワクシング・クリニックを短時間ながら受ける機会があった。教えてくれるのはイタリア人で北欧チームのワクシングを手掛ける専門家。もちろん当店はレーシングとは別の世界に位置するけれど、そうした中から「何が必要で何がそこまで(私らには)必要無いか」の根っこが見えてくる。言うまでも無く、時々こうしてブラッシュアップもしくはアップデートするのは大切だ。

2017.07.29

現在TUNE-UPマシンの再調整中

使えるんですけどね・・・でも、やっぱり部分的に再調整をしたいので作業を止めています。そのため「7/末仕上りの板」ですが、納期が遅れます。
ご理解ください。

※8/頭に一度じっくり専門の方に見てもらいます。

2017.07.01

SB TUNE-UP

クルマとバイク、基本的に同じ道路を走りながらもライン取りが異なる(※すり抜け等は別にして)。スキーとボード、これについても言えて同じゲレンデを滑走しながらもライン取りが異なる。どちらにしても、その特性(特徴)をお互いが理解することで事故を減らすことができる。いわゆる「予測」というやつ。

DVD『Downchill』なんかもそうだが、最近は尖ったボードでのゲレンデ・カーヴィングも人気。要は横方向へと大きく回し込みながら身体を倒してのコーナリング、それこそバイクで言う”ハング・オフ”(昔で言うハングオン)ね。

当然それに向いたセッティングなんてのもあって、その辺りもTUNE-UPの際に考慮するのです。

SPLITBOARDだと、いわゆる”スキーモード”と呼んでいる「2本板状態での歩行そして滑走」が多くの方にとってネックとなっている場合が多い。慣れない2本板ゆえ「どこをどうしたら良いのやら…」というのが実情。でも文字通り「慣れ」という言葉にあるように、回数を重ねて(練習して)慣れるのみ。ただし、ポイントと言うかツボを押えての効率的・効果的なやり方が大切。
もちろんTUNE-UPに関しては、2本板にもなるとはいえ、あくまでも合せれば1枚板のスノーボード。それを基本にしながらも、細かな辺りはあれこれと話をしながら…仕上げます

2017.06.29

SKI TUNE-UP

SKIと言えば、先日bravoskiのサイトにDYNAFIT&POMOCAの7月からの代理店の記事があった。当店に持ち込まれるスキーのTUNE-UPでも、本家DYNAFITはもとよりKING PINやG3等TLTビンディングは多い。もちろんDUKE(MARKER)等のタイプも多いけどね。

ところで最近もSKIのTUNE-UP作業をしていて気づいたこと。
以前にも軽く「FAT SKIの”車幅感覚”を改めて身につけよう」と書いたことがある。理由は、ビンディングのインサイドや板自体のサイドウォールといった箇所にキズが多く見受けられるから。板が細けりゃ問題なくても今じゃ太いご時世ゆえ、スタンス含め「FAT SKIに合わせた(滑り方の)バージョンアップ」が必要なんですね。

二本板だと特にこうしたキズの付き方なんかで「滑りの癖」が判ったりもします。大切に永く乗るのであれば、今一度”滑りのフォームを見直してみる”のもアリです。結果、実は滑りもパワーアップします。

2017.06.25

いろいろな話を聞けるのが今時期


自分が経験出来ることなんてちょこっとだけだ。

平日は比較的のんびりと、お陰さまで週末ともなると来店者も絶えることなくTUNE-UPの持込がある。毎度のごとくSB&SPLIT、SKI、TELEMARK&STEPSOLE等当店の場合はさまざまであって、その都度まあ色々な話になるのですが、そこがまさに実店舗ならではのライヴ感・グルーヴ感を味わえる瞬間。同じような話になりながらも毎回同じにはならない辺り、「演者と観客(かのような)の関係性」は(時にその関係性が逆転しながら)そのままライヴとなる。すると小さな店舗ゆえ自ずとそれはライヴハウスでの距離感となる。

持ち込まれた板の状態を見ながら(さすったり撫でたりしながら)滑走日数や場所、乗って使っての思ったことや感じたことだったり、様々な個人の実体験をこちらは教えてもらい、逆にその板を見ながらこちらからも球を投げ返す。TUNE-UPというのはある意味キャッチボールであり、時としてセッションであり、ひとつとして同じ作業(流れ作業)にはならない。仕上げる板の1台1台が乗り手も絡んでの文字通り「オンリーワンな1台」だ。

こうして「雪上滑走」の話題を柱にしながらも、自分では経験(体験)できない色々な話を聞くことが出来る。それは何も”特別な何処か”でもなければ”辺境や未開の話”なんかでもない。極々身近な体験でありながら紛れもなく新鮮な発見がいつもそこにはある。

もちろん、TUNE-UPだけではなく商品の販売においても同じ。それだから楽しくてたまらない。こういう話をするたびに、ライヴハウスだけでなく「昔行ってたレコード屋」や「バイク屋」それに「古本屋」なんかをいつも思い出す。

2017.06.06

Waxless Ski Waxing

わたくし動物園が苦手。理由は動物たちの、奴等の目を見れないからです。「ハシビロコウ」は観たい。でも、そこまで多分たどり着けない気もする。ところで、同じ鳥の仲間にペンギンやらダチョウ等がいる。こいつらは空を飛ぶことが出来ない。自らその行為をやめたようだ。なんの話かというと・・・

Waxless  Ski(=ステップソール・スキー)です。
こいつは、テレマークスキーで主に観察されるとても”原始的な種族”で「歩き」「登り」そして「滑走」を自在に操ることが出来る。つまり「歩き」や「登り」という行為を捨て、ある部分に特化した(ペンギンやダチョウ達のような)”アルペンスキー”とは異なる種族というわけ。でも、鳥の場合は”飛べる鳥”がメジャーで”飛べない鳥”がマイナーなのに対し、この自由に動ける板が「マイナーな存在」というのが現実。それが今も細々と絶滅せずに生き延びている。なんとも不思議な話。

で、そんなWaxless SkiのWaxingの話。
ホットワクシングを行う際に凸凹の凹を埋めてしまったら、凹の部分のワックスを掘り出さないと登りに使えなくなってしまう。ではどうするか。左写真のように凸の部分だけにワックスを掛ければOK。その為に「ワクシングシートをうまく使えば良いですよ」というのが今回のお話。今週末はワクシングを終えたこの板を使って「滑り納め」です。

※ちなみにハシビロコウは普通に飛べるそうですね。

2017.05.30

TUNE-UP&メンテナンス

お持込頂いた際にはとにかく色々な話、まあとにかく様々な話をする訳だ。

基本的過ぎるようだけど「錆って取れますか?」なんてのもあったりする。こちらにとっては当たり前のことも、当然ながらお客さんの側では当たり前ではない場合も多い。

そのギャップを埋めるようにあるのがこの「雑談」。メンテナンスとTUNE-UP、乗り心地の希望、エッジ角、ビべリング、リペア、滑走面、更には板の構造やエッジの構造…全て専門用語を紐解いての説明…はたまたワクシング、そして雪質、etc。
例えばエッジ角の話なんか(になった場合ね、あくまでも)ではサイドエッジでは89°とか表現し、ベースだと1°と表現するのはなぜか?などなど。なぜに先端部(ノーズ側、接雪点より前)を丸めると良いかなど。これなんかも「危ないから」「不要だから」ということもあるけど、”クラストした雪での操作性の良さ”にもつながるから、等々。

いずれにしても「当たり前のこと」として対応することはまずない。なぜなら、そんな雑談から「逆にこちらが教えてもらう」ことも多いしね。”他人のモノサシ”から繰り出されること、いつも刺激になります。

「あ、そうなんだ…」

この仕事もつくづく奥が深いものだと思う。

追記)
シール(クライミングスキン)の夏場の管理も怠らないように。でないと冬になって慌てます。

2017.05.21

あわせてウエアのリフレッシュも◎

シーズン中”思う存分使用”した板のTUNE-UPの持ち込みが増える時期。
そして、滑りを楽しんだ板がダメージを受けるのと同じように「シーズンを一緒に過ごしたウエア」も当然汚れています。

淡い色ならなおのこと、例え黒でも見え難いだけ。気を抜くと翌年(以降)に響きます。
ということで、毎年好評なのがGORE-TEX等のウエアを専門にクリーニングする業者が入念に仕上げてくれる「ウエア・リフレッシュ」、受付中です。これで17-18シーズンも気持ちよ~く滑りを楽しめますね。

……と、久々に煽ってみました次第。

2017.04.10

TUNE-UPマシンの調整時期

TUNE-UPは今が比較的おとなしい時期。
夏前が第一のピーク、そして秋~冬が最盛期で一番忙しい時期。

現在お預かりしている板(及びご購入分のプレチューン)を仕上げたら、そろそろ一度「サンディングマシン」もメンテナンスに入る予定。
だいぶ年季の入った「マシン」。でもまだまだ頑張ってくれています。こういう時期を狙ってVベルト部分や各可動部分などを中心に面倒をみてあげる。するとまた応えてくれる。

とかくイベントやら何やらが多かったり商品紹介ばかりという当店のBLOG。
でもTUNE-UPは本業。
ソールのリペアは”ウエルダー”を用いるし、滑走面は先の”サンディングマシン”で面を整え、エッジは”手仕上げ”にて調整。つまりほとんどの作業がアナログだ。
塩ビのレコード盤の「音」、はたまたカセットテープの稼働「音」、キャブレター仕様のエンジン「音」、ローテクなエフェクターやアンプから繰り出されるギター「サウンド」、etc。ハイテクを否定しませんが、自分が育った時代がこうした音や質感を通しての環境だったゆえ、ハイテクはどちらか言うと苦手(苦笑)。

人付き合い、こちらも相も変わらずアナログ。
個人のFacebookも持っていないくらいだしね。
TUNE-UPもそんなノリです。
ご興味あれば、ぜひよろしくどうぞ。

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