2018.07.09
2018.06.23
Taro Tamai Snowsurfer ブーツ
※実際の商品の色目は左=淡いグリーンです。
3代目となり、ほぼフルモデルチェンジに近い変更が施されたのが、このTaroTamaiSnowsurferブーツ。単に3代目と記したけど”発売からまだ2年を過ぎただけ”、つまり毎年変更が加えられてきた、いわばメーカー(及び”開発者”)肝いりの存在。
改めて記すと・・・
1)前傾角が12°から6°に変更
2)3°のカントを足下に採用
3)ソール形状の変更
4)インナーの変更
5)待望のW’sモデルの発売
右がW’sモデル
1と2との融合が生み出す”極めて自然なスタンディング・ポジション”と”動き易さ”
3でインサイドはR状に、アウトは角のある形状という具合に”役割に応じた非対称形状の採用”により膝の入りも自然な感じがしました。
4ではオーバーラップ形状へと変更。ベルクロ付のタン式(初代)、ベルクロ無しのタン式(2代目)、そして今回のオーバーラップの採用と年々で変化。スネの動きを妨げずにきちんと受けてくれる感じがします。
5は”M’sの単なるサイズダウンではない”ところがさすが。足首(アキレス腱)部分の厚みにM’sのそれよりもボリュームを与え、足首回りのホールドも問題なし。
初代を使用している方も、そろそろブーツ寿命が来ているかもしれません。今回のモデルチェンジ、こういう変更のタイミングはなかなか出会えないと思います。その辺りも含めて、ぜひ楽しんでみてください。
2018.06.22
割れるボードと凸凹ソールのTelemarkと
まあ、あれだね、当店では決して”脈絡のない話”などではなく「普通の話」として存在しているのがこのSTEPSOLE(WAXLESS,NOWAX BASE)のTELEMARK SKI。少しづつながらも一部のスノーボーダーの琴線に触れつつあるようです。もちろん”道具ありき”ではなく、うちが信奉しているSARC流の、いわば流れるような無駄のない滑り(の型)あってのこと。それともう一つ、「そのまま登れてそのまま滑走可能」というオンリーワンな点。
そんなこんなでここ数年、スノーボーダー(特にSPLITBOARD使用者)に向けて店頭で事あるごとに話題にしてきた。その甲斐もあってか一人増えまた一人増え、…で今日も今回「そいじゃ!」となった方々で、ざっと7~8人に増えそうです。
おっとっと、忘れちゃならない!
SKI(いわゆるアルペンスキー)の何名かにもこのセットを既に売っていますね。つまり当店ならではの「TELEMARK SKIを本業にしている方々以外への伝播」だね。そうするとSNOWBOARDとSKIとで、つまり本業でない方々で”とっくに10名を超えた”ということで、あれあれ?地道な活動が実を結び始めたということかなこれって。
思えばSKIに始まりSNOWBOARDそしてTELEMARK SKIへと遊びの範囲を広げて来た。その経験からSPLITBOARDにも極々自然に手を出し、はたまたその延長線上でSTEPSOLEのSPLITBOARDにも手を染め今に至るという訳だ。クライミングスキン(シール)やクランポン(使う使わないは別にして)も既に身近な存在、挙句スプリットボードのスキーモードなる”二枚板状態での滑り”にも味をしめて傾倒し……回りまわって今また改めてルーツでもあるSTEPSOLEということか。
ここ数年、遊び感覚で『STEPSOLE屋』を自称していましたが、どうやら、ほんのちょいですが、そんな感じもしないではない現実が今あります。
2018.06.19
近況
今日でMountainSurf、Deeluxe&UNIONの店頭展示受注会が終了。
先ほどサンプルも返却発送。
★MountainSurfは7/末が受注締切日ゆえ、残り40日弱で色(生地色とジッパー色)をお決め頂き、多くのオーダーをお待ちしています。
◇
土曜日”LADEclothingの採寸受注会”も例年通り大好評、昼から閉店時間までひっきりなし。同時にMountainSurfの試着(サイズ確認)、Deelexe&UNIONそしてK2 TTブーツも狭い店内で入れ替わりの試し履き、そして別注オリジナルモデル第二弾のコチラ
のご予約も順調に…。
曇天ながらも雨は降らず、店前ではミニ収穫祭(宴会)。終了後は「八」での会食、Sでの2次会(25時前まで)とLADEの会田さんを交えての楽しい1日でした。
で、怒涛の土日を終えての昨日はWARP代表の有馬新氏が来店。いつものように、あれやこれやの雑談で気がつけば数時間。色々な刺激を貰いました。
これにて一旦通常運転に戻ります。
TUNE-UPのお持込もどんどん増えてきた。今季の話、来季の話など板をお預かりする際には様々な話で盛り上がります。そうした話の中から拾った細かな点なども、実はTUNE-UPに反映させます。89°とか1°とか、つまり何度々々という数字だけではなく、フィーリングもとても大切な情報。引き続き、お持込をお待ちしています。
※当店お買い上げの板以外もどんどんお持込ください。むしろ、そちらの本数の方が圧倒的に多いですから。一応「TUNE-UP屋」ですから。
2018.06.14
2018.06.12
17/18季を滑り納めた
ここ数年は6/上が滑り納めの頃。
「SARCの久我氏が主催するイベントに合流する」がそれです。
今年もこれに変わりはなく6/8(金)~10(日)、今回も恙無く終了しました。
滑走する斜面にも雪はたっぷり、さらに斜面の向きさえ選べば懸念される”縦溝”すらもボトム部分以外にほぼ無し。そんな感じゆえ、天気、バーン、雪(量)そして面子と全てが揃った楽しい時間。温泉入って湯上りに生Beerを楽しんで、食後に大勢でワイワイと酒を飲みながらの3日間。なんだかんだ変わらない(から良い?)毎年の風物詩。
ちなみに、このイベントはNO WAX BASE(=STEPSOLE)TELEMARKが主役(昔ながらに言えば「うろこ板」)。クライミングスキンを使用せずともハイクアップが可能という超ゴキゲンな乗り物ですね。移動と滑走に断絶がなく、流れを削ぐことなく楽しめるというもの。使えばわかりますが、信じられない程のポテンシャルを秘めています。
当然、板としては同じなのでエッジも滑走面もメンテナンスが必要(※ただし普通の板よりも細かな手間は掛かります)。さらに長く使える板だからこそのメンテナンス(TUNE-UP)が後々生きてくるのです。その辺り、ぜひともご相談くださいな。
そして・・・このセット(ブーツ、ビンディング、板)=”乗り物”、これをぜひ食わず嫌い無しで楽しんで欲しいのが私の本音。なにせ「この時期まで滑走を楽しめる(しかも超軽快に!)」訳ですからね。その場合、当然板にもいろいろありますが、それぞれが持つ特性というかがあって、そうした点(楽しみ方)を理解して遊ぶのが◎
※大好きな乗り物ゆえ、語りにもついつい力が入ります。
2018.06.07
☆MOSS SNOWSTICK PQ49″bottomlineオリジナル”☆
2年前のちょうど同じ頃、オリジナル(別注) 第一弾となるPQ60 LTDの発売をお伝えしました。この時は大好評のうちに早々と完売。今回はその第二弾!、価格も決定です。
■MOSS SNOWSTICK PQ49 “Fishbone” bottomline LTD ¥142,000+税
<仕様>
・Fishbone
・当店オリジナルデザイン&ロゴ(MOSS SNOWSTICKとのダブルネーム)
・限定20台生産
PQシリーズは、ご存知のようにSNOWSTICK開発兼ライダー(スノーサーファー)小番直人氏のモデル。そしてPQ54、PQ60に続き昨年発売されたのがこのPQ49。
「ん?女性スノーサーファー向け?」…もちろんそこをメインターゲットにはしていますが、実はゲレンデや春の地形…そう”ショート・レングス・ボード”と位置づけると男性でも超ご機嫌に楽しめるモデルという隠れキャラが潜んでいます。本モデルはこの冬発売になるFishboneの同モデルをベースに、当店ユーザー向けに小番直人氏によるカスタム調整(フレックス等)を加えることで、前述のような「ユニセックスな味付け」も更にスペシャルな仕上がりに。
小番直人氏が追求する魅力的なスノーサーフ・スタイル。
それに共鳴し長年にわたりツアー等で交流を深くもつ当店と氏との夢のコラボレーション。
さんざん乗り込んで楽しんで、最後は”飾っても絵になる”そんなボードです。
◇
6/8(金)~11(月):臨時休業
2018.05.29
6/14(木)~19(火):Mountain Surf 展示受注会+α
生地の色を選び、ジッパーの色を選び、自分好みのウェアを製作できるのが国産(国内縫製)のMountain Surf。
現在主流の”薄く超軽量なテクニカルなウェア”とは異なり、私の中では質の良いデニムのような”服”というか、ポケットも多くジーンズ*に代表されるある種の作業着的な存在かな。そうした着心地も個人的に好み。もちろん「耐水圧:20,000mm、透湿性能:8,000g/㎡/24h」なので性能も十分バッチリです。
完全受注生産ゆえ、色、サイズ、モデルをこの期間にご確認ください。※7/末がオーダー受注締切。
◇
<同日程では下記もいっしょにご覧頂けます>
★Deeluxe Original SE(サイズサンプル有り)、UNION Contact PRO(サンプル)も展示。
★K2 TTブーツ(サイズサンプル有り)も展示。
★SCOTT AIRBACK(PATROL AP30※充電式)もデモ機を展示。お試し頂けます。
☆6/16(土)のみLADEclothingカスタムビーニーの受注も同時開催。《ご予約受付は終了しました》
※ただし「どうしても欲しい!」という方は店主まで一応ご相談ください。
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*良く知られるように「アラスカでのゴールドラッシュ時代」タフな作業着として人気に火が付き、その後世界を席巻して今に至る、というのがジーンズなんですよね。
2018.05.21
Wookey Design Studio
懐かしいこれは”Wookey”のバックパック。
ご覧のように背面長に特異な形状を与え、肩甲骨辺りで背負う感じのモノ。かつて、こんな革新的なパックを生み出したのがWookey Design Studioなんですね。その後、こうしたオリジナルの製品製作販売から離れ、デザイン・スタジオとして今も元気に活躍中。最近ではmhm社やmacpac社製品のパックデザインでご存知の方も居るかと思います。
で、こちら18/19季に発売されるTetonBros.のバックパック。
実はこのデザインもWookey Design Studioが絡んでいるらしい。
・・・だからか。
先日メーカーからお借りして「テスト(試用)」したのだけれど、非常に良くできた仕上り。もちろんTetonBros.スタッフら”滑りの猛者たちの意見”もしっかりと反映されているだろうからね、となれば当然だ。
今から細部がさらに調整される「本製品」が楽しみです。
※限定生産数らしいので、ご予約受付もしています。
2018.05.19