だいたいからして”この遊び(テレマークスキー)”は「好きモノたち」が多い。登山から流れて来た人、ゲレンデスキーに飽きてしまった人、あるいは完全にアウトロー(気取り)で流れ着いた人、etc。
よく言われるように70年代、USAにてカウンターカルチャーとしてリバイバルしたものだったコレ、”当時のゲレンデスキー”を横目に誰もいない山にひっそりと怪しげな煙を上げながらラインを付けていたのが今に至るという訳。でもその頃はクロスカントリー用の道具を用いて(←これしか移動&滑走を満たすモノが無かったから、とのこと)歩いて登って移動して”滑走”を楽しんでいた(らしい)。こんな面白い遊びを復活・再起動させてくれた彼らイノベーターたちの熱意に改めて感謝だ。
で、そんなルーツにとても近い種族のブーツが、今もシーラカンス*のように現存している。
でもコレ、当店で扱っているテレマークブーツにおけるここ数年の主軸いわば”スター的な存在”。私自身スキーでもスノーボードでも、そしてこのテレマークでも「柔らかいブーツ」が好みだ。いつの間にか、この方向性に舵を切ってから早何年になるのだろう。でもこうした柔らかさに慣れれば慣れるほど、その深さを味わう毎年なのです。
欠品していた25㎝サイズが再入荷しました。
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*まさにシーラカンスとも呼べる「レザーブーツ(←これもやっぱり柔らかい)」もこっそりと軽い感じで各サイズをストックしています。細いステップソールスキー(No Wax Base Ski)にコレを合せれば、気分はもう70年代のコロラド。でもですね「滑り方(型)」に関しては当時モノではありません念のため。
23日あたりから連日、「今日滑ってきました」「明日行きます」なんて話が店頭で交わされる時期になった。今年は降雪も順調でゲレンデも予想通り?早くに開いたところが多し。こうした雑談をする度に、あるいはお預かりしている”TUNE-UP作業待ち”の板や”取付け待ち”の板などを眺める都度、こちらの気分も俄然アガってきます。
こうした雑誌も順に「書店」に並ぶ時期。
次週末はもう12月。今更ながら道具と共に”フィジカル面での準備”も怠らず、長い(けど”あっと言う間”の)シーズンを心行くまで堪能したいですね。
早いもんですね、もう11月も半ば。
あと1か月半もすれば「平成30年」ですか。
11月もこの時期になると、こちとらの仕事もいよいよ佳境に入ってくる訳でして、物販と共にTUNE-UPもガッツリあってと大忙しの日々。
TUNE-UPも通常作業でいけるものもあれば、写真のようにエッジ&ソールのリペア(←まあ修理、いわば外科手術)なんてのも結構な数があるので、なかなかタフな状況も多い。まあ例年この11月~12上旬が一年の内で”一番忙しい時期”ながらも、すっかり忘れているんだよな~毎年やってくる「この忙しさ」をこの時期になるまで。
いつものようにご面倒をお掛けしてしまう時期。
何かと行き届かぬ点をご容赦ください(と、先に謝っておくズルさ)。
★「年内仕上がり」は、まだまだ受付可能です。仕上がりは12月中頃~になりますけどね。なので、お早目にどうそ。
「2004年11月13日」創業の当店も14年目に突入。
こうして、ここに「この事を書ける幸せ」、ただただ改めて皆さんに「ありがとう」しかありません。
「特別なことは出来ない」ながら「変わったことなら多少は出来るかな?」という想いのもと、まだまだこの”遊び(に関わる仕事)”を楽しみたいですね。
今後とも宜しくどうぞ。
輸入元からの連絡で、いよいよ次週にも店頭に並べられそう。
Voile
SIMPLE.SOLID.BACKCOUNTRY.を標榜するVoile社。
今もUSAはUTAHにて作られる製品群は文字通りとてもシンプルで、私も大好きなブランド。
写真のSPEEDRAIL関連をメインに入荷。
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昨日、立山に滞在中の大塚伸 氏から届いた写真。
11月に入り、いよいよシーズン目前の様相。
※「身体的な面での準備(滑走への備え)」も抜かりなく。
写真は現地に長期滞在中の大塚伸 氏(フォトグラファー)から届いたもの。
10月でコレ、しかも滑走跡が見えるように、この時期ではかなり久しぶりの光景じゃないですかね?
西武池袋線沿線で最寄り駅が「石神井公園」という当店。なので実はそうとう近い・・・
となれば、この話題には触れておきたい。
狭山スキー場
なんだか今まで気にしてなかったけど、ここのところやたらと妙に気になる存在。
※せっかくなので「電車」で行ってみたい気分だ。
狭い店内がいつにも増して狭くなる、毎年恒例のそんな時期になった。
TUNE-UPのお持込みと引渡し、ウエアのリフレッシュ(クリーニング)、ベースレイヤー、ゴーグル、バインディング、DVD、etc
さて、写真はポール。共にbca社製品でSKI用とSBバックカントリー用。SKI用はグリップが秀逸。幅広の最上部がスクレイパーのように使え、ハイク時に板に積もる(こびり付く)やっかいな雪の除去を考えて設計されている。SB用はコンパクトかつしっかりとした作りが◎
そんな商品やら”UNION EXPEDITION”の説明などもしつつ、閉店間際に古くからのお客さんが4FRNT Hoji(TUNE-UP)を持ってきて、しばし昔話も含めて色々と雑談。いや~今日はおおいに賑わいました。
毎年受けるセミナーがこれ。
SKIのビンディングを中心とするものなんだけど、これがここ数年大きく変化してきた。理由は言わずと知れたテック・ビンディング等ハイクアップ可能モデルの隆盛によるもの。以前であれば形状の変化、いわゆる”ニューモデル”に対する新しい商品知識辺りが中心だったが、それぞれのISO規格に準拠した対応等も含めてより総合的なものに変化。テック・ビンディングに呼応して必然的にブーツも様々なタイプが製品化され、そのマッチング等は百花繚乱な感あり。そんなマッチング(組み合わせ)にGOODもあればNGもありと、なかなかタフな時代になりましたね。
初回の開催が2012。
MOSS SNOWSTICK「小番直人」氏が主宰する”TheEarthOfJoy”とbottomlineとの毎年春に行う鳥海山でのセッションも、この春で6回(6年)。毎回の「記録映像&写真」も楽しく、待ちに待った最新版が今日届いていた。
なんだかんだ言って「毎年良い遊びをしているな」と顧みてしまうのは、単に歳なのかな。