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2006.11.20

◆BC講習第一回(11/19)終了◆

昨日(11/19)はbottomlineを臨時休業し新橋は旅行会社アルパイン・ツアーズさんの会議室をお借りしてBC講習(雪崩基礎&ファーストAID講習)を(社)日本山岳会指導委員会と共同で開催。
講師には国際山岳ガイド棚橋氏、整形外科医(山スキーヤー)である伊藤先生、医療講習のプロ悳秀彦氏ら(以上日本山岳会)らを招き、現役の大学山岳部部員にもお手伝いをお願いした。初開催ながらも非常に濃い内容で多くの方に満足頂けたと思います。


午前の1時間半はガイドの棚橋氏から基本的な雪崩と山行とについての座学。その後1時間ほどを整形外科医の立場からみたスキー&スノーボーダーの怪我についての講習。昼食をはさんでの午後をファーストAID講習。

写真のようにファーストAIDではSAM SPLINTを用いての実技を行った。

次回は1月13・14(土日:募集終了)関温泉スキー場にて実地での第二回講習。今回の雪崩の基礎講習とファーストAID講習をベースに搬送までを想定した1泊2日です。この第一回と第二回とで基礎編は終了。

<実地講習~リーダー養成~>
2/10・11・12(金土日:2泊3日)は第三回を栂池は早大ヒュッテ、3/17・18・19(土日月:2泊3日)には第四回を妙高笹ヶ峰にある京大ヒュッテを使用しての実地研修です。この第三回と第四回は以前にも書きましたが第一回と第二回とに参加された方を対象としたものです。趣旨はズバリ“リーダーの養成”です。
仲間達と山に行く際ついつい「慣れ合い所帯」となってしまう事の多い現実のなか、なんとかリーダーを中心に各自が役割を分担してグループ行動がソリッドなものに出来ないか、という点を踏まえての企画。各タイミングで的確な判断が要求される冬山山岳滑走では当然ですがその判断を出来るリーダーが必要です。リーダーの不在は“グループの混乱=負の連鎖”を生んでしまう可能性が非常に高くなります。なお今回(社)日本山岳会との共同開催により初めて可能となるのが、一般には開放されていない上記にある大変素晴らしい施設の使用。まるで海外の山岳ヒュッテに滞在しているかのような豪華施設という最高の環境にて講習を行います。

内容は…事前に参加者が集まり皆で準備を行い役割も分担し当日に備える。当日は2泊3日の全日程を通してグループ行動で要求される様々な点をまさに実地にて講習。判断をする基準やその為の判断材料など。つまり「お客様感覚での参加」ではなくあくまでも当事者としての意識が求められます。

各回とも定員10名です。
●栂池:10名、妙高:8名からの応募あり(11/20現在)→妙高のみ残り1名(11/29現在)枠あり。

<追記>改めて今回ご協力の方々
★会場を快く提供して下さいましたアルパイン・ツアーサービス(株)黒川代表、そして休日返上でお世話して頂きました山田様ありがとうございましたhttp://www.alpine-tour.com/index.html
★講師の棚橋様、悳様と助手を務めてくださいました高津様、医師の伊藤先生、ありがとうございました。
★裏方として支えてくれました(社)日本山岳会の野沢様、学習院大学山岳部学生、ありがとうございました。

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コメント & トラックバック

第三回BC講習@栂池早大ヒュッテ、先程定員の10名に達しました。ご参加ありがとうございます。                     店主

ええと、我が家2名&N家2名は3月希望でしたが、もしかして2月でカウントされてますか?

↑近所のk野です。名前漏れてました。

おおっとあぶないあぶない…ご心配かけました。原本に名前あり、大丈夫です。

なかなか中身のある実用的な講習だったようですね。机上だけでなく現場で、机上の内容をフォローすることは重要なことです。父ちゃんも「お山」気分になってきてます。

店長さん

講習会おつかれさまでした!&お世話になりました~(^-^)
参加のみなさんも和気藹々と楽しそうで、こちらも大変刺激になりました。また機会ありましたらご一緒したいです。
今後ともよろしくお願いいたします(あっっチューニングも!)。

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