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2015.04.01

ステップソールが開閉式に?

step02

いや~世の中広いひろい。
各国からガレージブランドの板が数多く輸入されている昨今、まだこんなモノもあった、というか「生まれていた」んですね。当店もステップソールのスキーやスプリットボードを楽しんで展開していますが、先には先がいて・・・世界のフロントラインはやっぱり凄い。

「開閉式」

簡単に言うとブラインドの要領で開いたり閉じたり、ということのようです。つまりハイクアップ時には滑走面がガッと開いてガッツリと雪面を捉え、滑走時には格納され(多少の凹凸は残るけど)ほぼ抵抗も少なく問題なく滑ることが出来るとのこと。なるほどアイデアとしては面白いけど、そこに気が付いて製品化とはさすがに世の中は広い。まあ名だたる規模のファンドも一枚絡んでいるようなので資金的にも問題ないのでしょうし、もしかしたら相当の次元まで事が進んでいるのかもしれません。

なお、開いた際の内側(=芯材)がどのようになっているのかまでは判らないのですが、たぶん水が入ったりしないよう何らかの措置は当然施されているのでしょう。ソールの素材はエクストリュード、NOWAX BASEを考えるとこれで十分でしょう。ちなみにストックのグリップ部を使ってヒール後ろ辺りに搭載されたレバーひとつで開閉が可能というのもさすが「判っている」なと。

もちろん耐久性などは未知な部分でしょうけど、その辺りは新製品、年々改良が重ねられて増していくのが世の常。長い目で見る必要があるかと。いや、もしかしたら相当永い目で観なけりゃならないかもしれませんけど・・・なにせ公式サイトの一番下に小さく小さく記された開発者の名前が「スティーブ・ゲイツ」とクレジットされているところがどうにも怪しい雰囲気が漂いますゆえ。

さくらも咲いて、山はすっかり春雪に変化し始めた今日は4月1日、お米が原料の「夢のようなWAXの話」が聞こえて来たのもちょうど一年前の今日。早いもんですね。

といった感じでステップソールの“ハイシーズン”がいよいよ始まりました。

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