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2017.06.19

クライミング・スキン(シール):シーズンオフの保管

毎年BC滑走を楽しむ方が増えていることだし特にSPLITBOARDユーザーの増加もあって、こうした地味な商品もタイミングを見て繰り返し紹介。
※欠品していた商品も入荷しました。

■スキンのグルー部分
ポリウレタン系の接着素材が使用されているからだと思いますが、加水分解にて劣化します。で、その加水分解。主に梅雨時期の湿気ジメジメの頃に密かに進行。文言に「水」があるからと言っても雪上で使用している冬は乾燥しているため、実はこの梅雨時期が危険なのですね。まとわりつくような湿気、私たちが不快に感じる陽気が奴らにとって大好物。早めに対応しておきましょう。

購入時に付属の「メッシュ状のチートシート」も冬は良いけどオフの保管にはNG。網目状に貫通していない写真のタイプがお勧めです。保管場所は湿気が籠らず、風通しの良い場所。もちろん直射日光の当たらない等は当然です。良く言われる「冷蔵庫」は乾燥しているので適していますが、まあ現実問題としては難しいでしょう。「押し入れ」は湿気が籠るので避けた方が無難。

残念ながらグルー部分が既にベトベトになってしまっていた場合には、秋にでもグルーの張替をお勧めします。本体を購入するよりも安価に済むし、そもそもこのクライミングスキン、使い捨てのモノではありません。

■スキンの毛の部分
簡単な汚れはブラッシングで、気になるようなら水洗いにて洗浄(※洗剤は粘着面側への懸念があるため避けた方が無難)。その後、干す前にNIKWAX SKIN WATERPROOF(写真)を塗布し、そのあと吊るして乾燥させます。この後の保管は先にある通り。

ウエアやグローブ、ダウンJKTや寝袋それにテントなど、専門業者によるクリーニング『ウエア・リフレッシュ』も受付中。板のTUNE-UPお持込の際に、ぜひ一緒にどうぞ。

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