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2021.02.07

いわゆるbefore・afterってヤツ

スノーボードやスキーの”街のチューン屋”稼業をしています。「特別ハイスペックな何か」はあいにく持ち合わせていません。自分含む”民百姓達”が滑走を楽しんでもらえれば、それが何よりの小さな喜びです。


ギコギコされた凸凹の滑走面はリペア材でキズを埋めてゆきます。使用するのはキャンドルやすぐ溶ける柔らかい素材ではなく、ウェルダーという機械とポリワイヤー。今や”ひと時代昔”の、手間の掛かる効率の良くないやり方。だけど仕上がり後が硬く、ワックスも染み込むこの方法が最善だと判断し、相変わらず使用。カッコよく例えると、旧式の機械での生産にこだわる国産デニムのようなものか。

キレイになりました。ソールだけではなく当然エッジもバッチリ調整済み。多少年数は経っていても、メンテナンスの施された「乗り物」は、持ち主を楽しませてくれるようきちんと働いてくれます。