2018.06.22

割れるボードと凸凹ソールのTelemarkと

まあ、あれだね、当店では決して”脈絡のない話”などではなく「普通の話」として存在しているのがこのSTEPSOLE(WAXLESS,NOWAX BASE)のTELEMARK SKI。少しづつながらも一部のスノーボーダーの琴線に触れつつあるようです。もちろん”道具ありき”ではなく、うちが信奉しているSARC流の、いわば流れるような無駄のない滑り(の型)あってのこと。それともう一つ、「そのまま登れてそのまま滑走可能」というオンリーワンな点。

そんなこんなでここ数年、スノーボーダー(特にSPLITBOARD使用者)に向けて店頭で事あるごとに話題にしてきた。その甲斐もあってか一人増えまた一人増え、…で今日も今回「そいじゃ!」となった方々で、ざっと7~8人に増えそうです。

おっとっと、忘れちゃならない!
SKI(いわゆるアルペンスキー)の何名かにもこのセットを既に売っていますね。つまり当店ならではの「TELEMARK SKIを本業にしている方々以外への伝播」だね。そうするとSNOWBOARDとSKIとで、つまり本業でない方々で”とっくに10名を超えた”ということで、あれあれ?地道な活動が実を結び始めたということかなこれって。

思えばSKIに始まりSNOWBOARDそしてTELEMARK SKIへと遊びの範囲を広げて来た。その経験からSPLITBOARDにも極々自然に手を出し、はたまたその延長線上でSTEPSOLEのSPLITBOARDにも手を染め今に至るという訳だ。クライミングスキン(シール)やクランポン(使う使わないは別にして)も既に身近な存在、挙句スプリットボードのスキーモードなる”二枚板状態での滑り”にも味をしめて傾倒し……回りまわって今また改めてルーツでもあるSTEPSOLEということか。

ここ数年、遊び感覚で『STEPSOLE屋』を自称していましたが、どうやら、ほんのちょいですが、そんな感じもしないではない現実が今あります。

2015.08.05

いわゆる「温故知新」か

 

8月ですけど、ここ最近なんだか再び動きを見せ始めたのがbottomlineが推すコヤツ達。他店様では、まあ、それほど・・・だからこそ「ふふ」ってな訳ですがね。残雪期も長い日本だし、山もあんなだし&こんなだし・・・なんてあれこれ思いを馳せれば浮かび上がってくる姿。まさに陽気の良い季節に最適なライトウェイトな軽快な乗り物。判っている方には「なにを今更」なのだけれども、そんな「今」の世相とも確実にリンクしている代物。だからこその再評価なのかな。いろいろな分野で同時多発な事は既に歴史が多くを語ってくれています。

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そこそこ、いやいや十分、登れます。

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ノーズロッカーキャンバーも、特にこういったモデルにはうってつけ。

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同じくそこそこ、いやいや十分、登れます。
が、スキン登坂経験(とSKI MODE時の扱い)はある程度必須。でも、そこをクリアすると俄然「開けた世界“桃源郷”」がですね・・・だからきっと間違いなく仮に多少の苦労があったとしても(ないけどね)報われます。

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同じくノーズロッカーキャンバーが小気味よい。

★Voile Vector BC 160cm(w=92mm)、170cm(94mm)、180cm(96mm)
★Voile Revelator BC 159cm、162cm165cm
※写真は使用中の私物。商品はこの秋入荷、現在ご予約受付中。

ただね、あれこれ細かな事が気になるお人には勧めません。「ざっくりアバウトに」といったスタンスが取れる方にはお勧めします。だから、野暮な質問は禁止(キッパリ)。