« | »

2007.05.31

禁断の書・・・

何を思ったのか、ついうっかり、勢いで、後先考えず、無謀にも、早まったのかもしれないが、どうにもこうにも、うむ~…手を出してしまいました。取扱い店になる旨のメールを上の空で書き【送信】ボタンを“ポチッ”と送ったのがつい先日。

「人生をより低迷させる…」という“まくら”のついた書。ついに1号~5号(最新刊)がめでたく本日入荷。


しかし、取り扱うにあたり一点だけ非常に頭の片隅で気になることが…それは例えばラーメン専門店がつい欲出して“定食”を始めたりすると、本来の主役であるはずのラーメンの味が落ち、しかも定食も泣かず飛ばずとなり…行き着く先は…なんて~事にはなるまいか、と。
果たしてスキー(スノーボード、テレマーク)屋(しかも“もぐり”)が扱って大丈夫なのかどうなのか。

「野宿」……思うにそれは意味を否定した「純粋現代芸術」であり、しかしそのあまりの奥の深さに全ての事象に対する目測すら誤るのではないか、いや野宿によって逆に現代人は自身の立つべき座標軸が定まり…、そんなこんな、あれやこれや、後から後から煩悩が湧いてきますねイカンイカン。もっと純粋に野宿と向き合おう。

ま、なんだかんだぐじゃぐじゃ言ってみましたが、実はとっても素敵でシンプル、サイコーな本です。そして一貫したテーマ(副題)は「旅・野宿・馬鹿」というもの…これまたそそられますね。てな訳で、ミニコミ誌『野宿野郎』、遅ればせながら底商店にいよいよ登場!今日からいよいよ絶賛販売中・・・

トラックバック URL

コメント & トラックバック

どもっ、ご無沙汰です。
そですか、ついに?正式に?よせばいいのに?
特約店?正規代理店?となられたワケですな。
これによって件の輩が大挙して貴殿の店前を不当に占拠して、
とゆうーような事態の無いコトを祈ります、、、なワケないが。
して、改めてそこいらへんの文脈で下のページを見ていくと、
おおー!これは立派に『野宿のススメ』になっておりますがな、、、(笑)

PS:お遍路さんの道中には『接待』とゆー有り難い制度があるとかで、
苦労して旅を続ける旅人を道すがらの家々が
お茶やお菓子、果実などで<接待>するのだとか。
いつかそれが自分自身に還ってくるのを知っておるのですな、みなさん。
ま、そんなワケで、自分が店の前で野垂れ死にしそうに現れた時はヨロシク!

すっごーい!
そんな本あったんですか!

いったいどんな読者なんだ??
あ、そこの君?

コメントを投稿する





Facebook コメント