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2015.04.27

春、滑りのブラッシュアップに最適な季節

さて今回はテレマークスキーのお話を少し。

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天気が良ければ最高に開放感を味わえるのが春。そう、ザラメシーズンの今、そしてリフトもまだ稼働している今、だからこそ楽しみながら来季に向けてのブラッシュアップにも最適な季節。もちろんテレマークだけではなく、例えばSPLITBOARDのSKI滑りの練習なんかにもgood。ハイシーズンだと楽しさ優先ゆえ、どうしても疎かにならざるを得ないのがこうした辺り。

当店ではよくテレマークスキーを二輪(BIKE&MOTO)に例えて話すことが多い。理由は“似ている点”が非常に多いから。たとえば二輪において前輪に覆い被さるような乗車姿勢は段差(路上の縁石など)で前方への転倒を招きかねないので危険ですね。前輪への過度な荷重は操舵性を損なうだけではなく、このような負の側面が大きくなる。

あたりまえですが基本のポジションは真ん中、で二輪の特性上「後輪主導」(もちろん前後の微妙な“動的”荷重変化は必要ですがこれは無意識に行っていること)。だからこそ先の縁石などもバランスを崩さずに乗り越えていけるし、自然な姿勢ゆえ無駄な疲れも当然少ない。この場合ロードバイクというよりもママチャリ、更にはオフ車(MOTO)の姿勢をイメージすると近いかな。

で、テレマークスキーを楽しんでいる方の中には例の「パウダー滑走時の前ゴケ」がいまだに話題になるようで、私もあれこれお話している中でよく耳にする。これって先の前荷重過多が原因のひとつ。この滑走スタイル、実は滑り方としても非常にクラシックなもの。道具は格段に進化したけれども、そして後ろに荷重(=圧をかける)するのを多くの方が意識をしながらも、それが出来ない。まあ一般論としても「意識して出来る」ようなものはこの世の中に少ないもので、やはりこの手のものは「身体に覚えこませる」必要があります。

クラシックなスタイルと書きましたが、二輪において非常に似たクラシックものがあって、それがペニーファージングという自転車。これを読んでみるとやっぱり似ている点が凄く多い。高速は出るけど前転、ブレーキを掛けると前転、そして極端に小さな後輪が「後ろ足の使えない姿勢」というのが想像の中で先のテレマークスキーの“前ゴケ”とリンクします。

ペニーファージングで後輪に荷重をしようと一生懸命に無理なポジションを取るよりも、現代の自転車での基本姿勢、これを行う方が理に適っていると思う。それと同じようにテレマークスキーでの(乗車)姿勢を考えてみてはどうでしょう。前足と後ろ足の真ん中に位置しながら、適時「前後に動的なポジションを取る」。そうなるとやはり後ろ足を引いていたのでは難しくなります。いつも述べている「前足を出す」こと。そしてその為には後ろ足がきちんと踏めている(=キメている)から“出せる”ということ。

私自身も以前「フォーム改造」の為にずいぶんと時間を掛けたことを思い出します。シーズンの前半は完全にそれで時間を潰した。練習というと固いイメージがありますが、野球でもサッカーでも音楽でも歌舞伎などでも「それ(練習=基本の反復)」なくしては成り立たない訳ですからね。「天才」なら別でしょうけど。

で良いフォームを身につければ来シーズンは始めからバシッと・・・。

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