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2020.10.23

UNION EXPEDITION BINDING

唯一無二のスプリットボード用バインディングが、UNIONからリリースされているExpeditionとExpedition FC。

基本的な部分が通常のモノと同じ造りの為、使用感が”極めて普通”という稀有なバインディング。

他社のそれだと、二枚に分けた(割った)板を結合させる為の分割した部分(インターフェース)があるんだけど、こちらはバインディングのディスクがそのインターフェースの役割を担い、見た目も(若干だけ高さのある)普通のバインディングといった感じに収まっている。結果、その使用感も至って普通で足裏感覚やボードと共に”しなる”感じのフレックス感がたまらんのです。

例えば、ゲレンデ<サイドカントリー(ゲレンデちょい脇)<裏山(里山)<奥山(山岳エリア)、と強引に分けたなら、特にゲレンデ~裏山(里山)遊びまでがメインという方々には正にうってつけかと。そのままゲレンデに降りてからもフリーライドを楽しめますね。

※サイドカントリーは、まあスプリットボードまでは不用かな?

もちろん、ハードな環境が広がる奥山(山岳エリア)で使用不可なんて事はないし、開発に関わった「レジェンド・ライダー達」を考えれば、そのタフさは折り紙つきだと思う。

Sサイズも入荷。毎年細かなマイナーチェンジも施され、まだまだこれからが楽しみなバインディング。ただし、・・・・・・

ヒールロックは”その存在すら”ありません。ほか、クライミングサポートも1段階だったり、角度も強めの前振りが不可、とかなりの特徴(癖)があり。この辺りは事前に十分な理解が必要。逆に言えば、だからこそ普通のバインディング感が高い、とも言えます。

以前にも書いたけど、最近だと一昨シーズン、羊蹄山と尻別岳で使いましたが良かったです。昨シーズンは使ってません。←コロ吉騒動で山には行ってない。